できる部分がふえる

獲得できる生活スキルやコミュニケーションがあります。

私達が日ごろ、何気なくおこなう歯磨きや掃除などの生活行為。その種類は幅広く、重要度も異なります。一つひとつの生活行為の意味を理解することが難しい重度の(知的・精神)障害をもつ人が生活スキルを身につけるためにはどのようなかかわりが必要でしょう?

食事、入浴、歯磨き、ひげそり、洗濯、掃除、買い物、通院、服薬。

これらの生活行為について、利用者様の「できる部分」「できそうな部分」「できにくい部分」をアセスメントし、課題を整理したうえで、職員がチームとして継続した声かけやかかわりをしていくと、ご本人の肯定的(または否定的)な意思表示がサインとして表出し、それが手がかりとなって個別支援計画や職員のかかわり方に反映されています。

このサイクルを地道に繰り返していくことで、入居当初にできなかったことが3年がかりでできるようになった例もあります。

友セカンドでは、「支援される部分を少なくし、自分のできる部分を増やすこと」を基本理念にかかげて利用者様を支援しています。

1日の流れ

友セカンドの利用者様の平日の過ごし方を大まかにお伝えします。

7:00 起床
8:00 朝食
8:30 服薬、歯磨き、ひげそり、身支度
9:30 通所先へ出発
10:00 通所先にて活動
12:00 通所先にて昼食
13:00 通所先にて活動
16:00 通所先より帰所、手洗い、バイタルチェック
16:30~20:00 入浴
18:00 夕食
18:30 服薬、歯磨き
21:00 消灯〜就寝