★言葉が苦手な、T様への【視覚支援】を紹介します!★
こんにちは!
東京都立川市にある、障がい者グループホーム
友セカンドで働いてます、世話人竹村です。
12月に入ってから急に寒くなりましたね・・(>_<)
私は、風邪予防に毎日、R‐1飲み始めました。
まだ、効き目は感じられませんが、継続していこうと思います!
皆様も、体調にはお気を付けください。
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今回のテーマは、視覚提示する事で、落ち着かれた事例をご紹介します。
T様は、重度の知的障がいがあり、
言葉でコミュニケーションをとる事ができません。
クレーン現象で伝える事が多いです。
クレーン現象とは、言葉ではなく、他人の手を取って物を差したり、
取らせることです。
私たちの言葉も、理解する事が難しいです。
言葉での説明は、T様にとってストレスを感じる毎日でした。
伝わらない・・・何を、これから、
するのか分からない不安・・・・
例えるなら、知らない土地での言語で、説明され案内される・・
私は、ちなみに、海外旅行へ行った事がないので、
もし、この様な場面になったら、パニックになります。
恐いです(´;ω;`)。。
T様の、気持ちを理解することができました。
そこで、目で分かる写真カードを作りました。
4種類のトイレ・はみがき・おちゃ・ごはんカードを用意しました。
支援員側からの発信です。写真カードをT様の目の前に見せます。
その時は、支援員は言葉を発せず、T様が動き出すのを待ちます。
目的の場所へ移動し、同じ写真カードboxに入れてもらいます。
↓T様がboxに入れています(^_-)-☆。
ここへ移動して欲しいと、目で見て分かり
何をするのか?何を求めているのか?
私たちの気持ちを写真カードで、伝えることができます。
この様に、コミュニケーションを図ることで、
T様の行動に落ち着きが見られ、ストレスが軽減されました。
それから、写真カードでコミュニケーションを始めてから、1年が経ちました。
ある日、素敵な変化が見られました。
T様から、写真カードを持ってくる出来事がありました。
おちゃカードを見せに来たのです!
そして、支援員におちゃカードを渡してきました。
自分から、意思を伝えてきたのです。
驚きました。嬉しかったです。
きっと出来ない・・難しい・・と、諦めないで良かった瞬間でした。
この、芽生えを次に繋げていけたらと思っています。
最後まで、ブログを読んで頂き、ありがとうございました。
今年も、残りわずかとなりました。
大変、お世話になりました。(^_-)-☆
来年も、良い年になりますように。