適切なコミュニケーションをするために~重度障害者グループホーム~
こんにちは!!
4月に東京都あきる野市のグループホーム友から異動をしてきた世話人の高山です。
友とは雰囲気がガラッと変わり、みんな若くてパワフルな利用者様に圧倒される毎日をすごしています!
さて、今回は私が担当している方の現在の支援内容を少し紹介させていただきます。
利用者さん紹介
女性 今年20歳 障害支援区分5 発語はありません
日常でよく使う言葉は何単語か覚えており、OKな時は「あー」NOな時は体をよじって返事をしてくださいます。
音楽が好きで起きている間は、常にお部屋で音楽を聴いてます。
現在取り組んでいる事
現在取り組んでいる事は適切なコミュニケーションを図れるように、絵カードで職員に要求をする練習をしています。
やり方は壁に貼ってあるカードを職員に渡して、お願いをするというやり方です。
カードの種類は「窓の開閉」「ハンカチ」があります。
絵カードの中にはなく、要求を通すのが難しいものになると職員の体を掴んでお願いをしようとします。体を掴んでも、要求が通らない事をわかってもらうのはとても難しいです。
これからは…
以前は使えていたけど、今は使えていないカードもあるようです。例えばトイレカード!!
本人がトイレへ行きたい時、職員にトイレのカードを渡してトイレへ行っていたようなのですが現在は職員が誘導をしないとトイレにいけません。
以前のように自身でトイレにいけるように練習をしていきたいと思ってます。
カードを増やしすぎても本人が混乱をしてしまうので、本人の様子を見ながら慎重に数を減らしたり増やしたりしていきます。
成長!!
絵カードを使って職員が要求に応えてくれることがわかると、
掴まなくても良いんだと理解してきているようで掴みが少しずつ減ってきております。
以前まではなかった、ひっぱる前に職員の手をひいてお願いをする事が増えています。すぐにつかんでいるわけではないのでこれも成長です!
長い期間にはなると思いますが適切なコミュニケーションをとる事ができるように、これからも支援を行っていきます!!
現在満室ですが随時見学を行っております。お気軽にご連絡ください。