障がい者グループホーム「満室になるまでに」
みなさん、こんにちは!グループホーム友セカンド
世話人の福本です。
寒さも本格的になってきましたね…。
ここ立川市は、朝に霜柱を見るようになりました。
さてさて
友セカンド「女性棟」は9月16日に利用者様が1人入居され
10名の満室となりました。
開所当初から、1人ずつ利用者様が増えてきたわけですが
今振り返って思うのは、利用者様が1人増えるたび
「ユニットの雰囲気がガラリと変わるなぁ…」という事です。
まず、新規入居者様が入られますと、入浴の順番が変わります。
その利用者様が、食事の時間を長く要する方なら、入浴は早めに。
また、「入浴中後には寝る」という事に拘りのある方は、最後の方に
という具合に順番を調整していきます。
次に、食堂の座席の位置を考慮していきます。
食事中、集中出来ずに周りを気にしてしまう方にはパーテーションを立てて
視覚刺激を避けます。それに伴い、机を移動するため、全体的に席替えになります。
さらに、服薬の順番も変更します。
利用者様によっては「○○さんの後に服薬する!」
と固執されてしまう方もいらっしゃいますので、
事前に、その方が納得する提案をしていきます。
また、新規入居された方には、やはり、その方の持つ特性があり
今までの利用者様とは全く違う声出しや、行動を取られます。
そういった変化に過敏に反応される他の利用者様がいらっしゃれば
また、構造化でどのように対応できるかを再検討していきます。
このような感じで、雰囲気は変わって行き、10名に至るまでは
パート支援員も世話人も、本当に目まぐるしく進んできたと思います。
でも、そんな中でも利用者様は
時間をかけてグループホームでの生活に順応して下さっています。
こちらの支援を受け入れて、頑張ってくださる姿や
ふと、穏やかにすごされている様子を見ますと、本当に嬉しく思います。
グループホームを利用される方も、そこで働く私たちも
同じ時間の中で一緒に「幸せになる」目標に向かっていけたら良いなと思います。
お気軽にお問い合わせください。