初開催!障がい者グループホームの地域連携推進会議へようこそ

皆様、こんにちは。グループホーム友セカンドで主任を務めている小島と申します。
昨秋は事務作業に関するブログを投稿致しましたが、今回は2月に実施した“地域連携推進会議”の内容についてお知らせしたいと思います!
地域連携推進会議とは?
近年、障碍者福祉施設では「支援の質」と「運営の透明性」が重要な課題となりつつあります。
特に私たちのような入居型サービスでは、通所へ行っている以外の時間は友セカンド施設内で過ごしている為、外部の人達からは『ここはどういった支援をしている建物なのだろうか?』、『どんな人が生活していて一日を過ごしているのだろう?』という事がわかりにくく、閉鎖された環境としてみなされてしまうかもしれません。
こういった視点を見直していただくためにも、地域の福祉施設関係者や利用者様の家族などの意見や反応を定期的に取り入れる事で、事業所運営の質と信頼性を高め、更には地域とのつながりも強化し、利用者様が地域の中で安全に安心して生活できる施設づくりを目指す仕組みとして、“地域連携推進会議”が義務化となりました。
参加者はどれぐらい集まるのか…。
基本的に会議の構成員は以下のメンバーから5名程度の選出となっています。
【必須】
①利用者本人
②利用者の家族 (※多様的な視点を取り入れたいので、①の利用者とは別の利用者家族を推奨)
③地域の関係者
【任意】
④福祉に知見のある人
⑤経営に知見のある人
⑥市町村の障害福祉担当者など
★今回の会議では、近隣幼稚園の園長様・提携先の薬局薬剤師様・男性利用者家族のお母様・女性利用者様・友セカンドの職員・実習生といったメンバーが集まりました。
不参加者は市役所職員様・本部管理者・同法人内の近隣事業所職員でした。
会議当日の流れ
14:00~ サービス管理責任者より挨拶、参加者の自己紹介
14:10~ 『自閉症について』、『スケジュールについて』のスライド説明
14:20~ 施設内見学
14:50~ 質疑応答&アンケート記入
14:55~ 終わりの挨拶 (15:00終了)
↑上記のタイムスケジュールで実施されました。
会議の様子

まず初めにパワーポイントで作成した資料を視聴し、構造化支援についての発表あり。
友セカンドの利用者様は重度知的障害があり、発語が困難な方に対しては言語以外のコミュニケーションが必要となってきます。その為、一日のスケジュールは写真やイラストで提示する構造化支援を活用している事を紹介しました。

↑これは実際に男性利用者様が活用しているスケジュールです。
左から順に“月→火→水…”といった配列で一週間を表しています。
※この写真では、一番端の月曜は終わって自身で剥がしてあるので、赤枠で囲われた欄が“火曜”となっています。(一日のスケジュールが終わると剥がして赤枠を自身で横の曜日へとずらすルーティンで実施。)
友セカンドの建物写真の次に洋服、笑プラス(通所先)、再び友セカンド、ラジカセ、そして布団のイラストが提示されていますね。すなわち、「朝は着替えて通所へ行き、帰ってきたら音楽鑑賞をして過ごし、夜は寝て休んでおしまい」の意味が伝わります。(土日の欄はその応用編で帰省の予定が入っています)
こういったスケジュールを駆使してグループホームでの生活を把握されていますが、個々に専用のツールがある為、他利用者様の場合はまた違ったスケジュールを居室に貼って目安にしています。

↑こちらは会議に参加された女性利用者様の居室に掲示してあるスケジュールです。
施設内見学の際に自ら「このスケジュールを使っています。」と参加者や職員に説明をされていました。
※利用者様は簡単な漢字やひらがなを読む事ができて会話が可能であり、時計が何時を示しているのかといった事もだいたい把握されています。(この場合、朝7時に起きて7:50に職員がテーブルを拭きに行き、8時からご飯→服薬→歯磨きを実施し、準備ができたら職員の方から洗濯物取り込みの声かけをしますという予定が読み取れます。)
最後には自分でアンケート記入もされ、「きんちょうしました。たのしかった。けんがくした。」と書いておられました。
以下は当日の議事録の紹介です。
おわりに
初開催という事で職員の方も緊張してしまいましたが、参加者の皆様に友セカンドでの取り組みを知っていただく事ができてとても有意義な時間になったと思います。お忙しい中、友セカンドまで足を運んでくださり、本当にありがとうございました!

