★はじめての『避難訓練』 ~後編~

みなさん、こんにちは。

立川市にある障がい者グループホーム、『友セカンド』世話人の永田です。

 

前回のブログでは、

10月30日に実施した「避難訓練」の前半部分(避難誘導)をご紹介しました。

 

今回は、スタッフ向けに実施した、

後半部分(消火訓練・通報訓練)の様子をお伝えします。

 

 

1. 消火訓練

消火訓練では、火災を発見したときに行なう「初期消火」について、解説していただきました。

 

「初期消火」のポイントとしては、

① 初期消火が可能な目安は、炎が天井まで達していないレベル。

 *ただし、初期消火を行なう場合は、必ず退路(自分の逃げ道)を確保した状態で行なう。

② 消火器を使うときは、炎ではなく、燃えているもの自体をねらう。

③ 消火にあたっていても、危険を感じたら、逃げることを最優先する。

とのことでした。

 

 

 

 

実際に、消火器(中身は水)を使って消火訓練をしているところです。

*写真左の黄色い的を、「火元」に見立てています。

 

 

数秒後に的が倒れて、消火成功です!

1本の消火器の中身は、15~16秒でなくなるとのことでした。

 

 

 

ちなみに、

「消火器を使うときの手順」は、以下の3つです。

 

① 黄色の「安全栓」を上に引き抜く

② ノズルを火元に向ける

③ レバーを強くにぎる (*力のない人は、床に置いて、上から体重をかけてもよい)

 

いざという時に、慌てずに対応できるように、日頃からイメージしておきましょう!!

 

 

 

2. 通報訓練

最後に、1階スタッフルームにて、

火災発生時に通報する手順や、その際の留意事項の解説をしていただきました。

 

 

火災通報時のポイントは、

① 119番通報をしたら、住所を「番地まで」正確に伝える。(そのためにも、電話機の近くに住所を記載しておくと良い)

② 住所がわからない場合は、周りの建てものなどで目印になるものを伝える。 

③ その他の状況は、署員が質問するので「見たまま」を伝える。 

とのことでした。

 

*火災にあっている利用者様に知的障がいがある、言葉での理解が困難などの場合は、

そのことも伝えてくれた方が、スムースに応援要請などが可能という話も聞けました。

 

 

 

 

というわけで、

「友セカンド」のはじめての避難訓練の様子を、2回に分けてお伝えしました。

いかがでしたでしょうか?

利用者様とスタッフが、真剣に取り組む雰囲気を感じていただけたら幸いです。

 

今後も、6か月に一度、「避難訓練」を実施していきますので、

今回の経験を、次回にかならず活かしたいと思います!!

 

 

グループホーム『友セカンド』の見学をご希望の方は、ぜひお気軽にお越しください。

職員一同、お待ちしております。

 

 

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